
ちょっと お寄りて!

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| こんな私です!? |
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| この言葉は、私の祖父が勉強部屋を増設してくれた時、部屋の入り口の上に、味わいある樹に書いてくれました。何も感じることなく大人になって、初めて気づくことってありますよね。私たち三人兄弟を想っての言葉だったのです。その祖父が、いつも「もーちゃ」って呼んでくれていたのです。茶道に華道・バイオリン 今思うとオシャレですね。そして、普段の生活は句にして詠んでくれました。 そんな祖父でした。(^_-)-☆ | |
| ファームスティで、ここ5年ほど、中学生を、お預かりさせていただいておりますが、本当にみんな良い子供たちばかりです。ニュースや、新聞など、目を背けたくなるような事件があり、心が痛みます。 考えられないようなことが多くって・・・ じゃあ! 私の中学生って どんな子だったんだろう?って、 見つけました!生活記録です。毎日義務的に書いて提出していたのです、が、何点か先生が、子供たちの誌に載せて下さっていたのです。m(__)m ごめんなさい。 自分で言うのもおかしいのですが、とっても可愛くて 素直で 自然で お上手で、こんな娘ならひとり欲しいなって・・・13歳の私とにかく読めるところまで読んでみて・・・フフフフ |
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| 八月二十九日(金) きょうりんご畑まで、うさぎのえさを取りに行きました。 柏原まで行くとものすごい赤とんぼが、たくさん。すきとおった羽根を少しずつ動かし、「すーい、すーい」と気持ちよく飛んでいます。 『先生!ほんとう気持ちよさそうに、飛んでいます。だれが見たってすごく美しく、気持ちよくみえますよ。』 ほんとうに青い空っていいなあ。 赤とんぼもすてきだなあ。 |
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| 九月十三日(土) 「しゃべる」ということが、このごろいやになってしまった。一度聞き返されるということが特にいやで、何でも一度言ってそれで相手に内容をとってもらえることが、いちばんよい。 二度聞き返されるのは、自分の声が小さくわかりにくく言うからかも知れないけれど、聞く人が悪くて、まじめに聞いてくれないからだ。それでこのごろは、はっきりとものを言うようにはなったが、まだ聞き返されてしまうこともある。 |
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| 九月二十九日(月) 国語の時間、道徳の時間など、本を読んでいると、自然に線を引く人がいる。それがあたりまえかも知れない。先生はルーズリーフを見ても、読書日記を見ても、生活表を見ても、ちゃんと線が引かれている。これはしっかりと読んだしょうこ。 その読んでいるものに一つの心を向けているしょうこ。すばらしいことをやってゆきたい。 |
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| 十月一日(水) 何の気なしに学校要覧を開いてみた。一ページ、一ページをめくっていると何となく、学校のきびしさを感じる。 あれだけの厚い本に、いろいろのことが書いてある。きまり正しく、正確なきびしいもののようなものが。 もう一回、学校要覧を開く。 一回めと同じことを感じる。 |
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| 十一月十三日(木) 全校読書会に出た。前にも出たので行かないわけであったけれども”ちょっと様子を”と思って見に行き、とうとう入っちゃった。 全然おもしろくない。 「ちぇ、損しちゃったな。」 こんなことを思って時計ばかり見ていた。それから見ていても時計は、そうも動きそうもない。人の顔を順々に見て、時間をつぶしていた。よくもみんなちゃんとすわっているなあ。そう思いながらもプリントを手にした。した限りは目を向けなきゃならない。「あれっ」おもしろいな。こんなにおもしろかったのか。 こんな調子で楽しい全校読書会をおくってしまった。 何の損なく、かえってもうけがあったみたいだ。 |
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| 十一月十九日(水) 初めての並木りんごの収穫があった。私も少し取った。すごく大きいのもあった。もう一回考えてみよう。ちょっとちねってみよう。やっぱり私たちの手で育ったんだ。これだけのりっぱな実がなったのは。 それから私は今村さんと、りんごの入った箱を持って学校へ向かった。家で持つ五十個のりんごより並木りんごの五十個の方が重たく感じられた。 |
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| 十一月二十一日(金) この間の事であるが、朝私が水くみで、水を捨てに行った時のことで、23の女子の人がろう下に落ちている糸を拾った。 たった一本でしかも十センチくらいの白い糸であった。その人は拾ってすぐに、ゴミ箱に入れた。 なんてりっぱな態度だろうか。つくづくそう感じた。小さなことなのに。 |
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| 十一月二十五日(火) 外の見える部屋で一人で、歌を歌った。学校で歌う歌や、いろいろを歌った。 静かに風が吹いて来て窓に当たった。小さいがすんだ音がした。あたりの景色を見回したりして歌ってみた。たまには、回りにある物の名を入れたりしても、歌ってみた。 月の光がそっとたたみを照らしていた。 |
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| 十二月六日(土) 十時過ぎのことだった。一人でこたつでミカンを食べていた。そしたら母と兄の声がした。耳をすまして聞いていたら、二人で星を見ていた。いろいろの星の名前を兄は母にいっしょうけんめい教えていた。何回言っても、うなずいてばかりいる母だが、しっかり覚えようとしているらしい。 なんとなくうれしく感じた。私も飛び出して行こうと思ったが、寒かったのでやめておいた。でもうれしそうだなあ。楽しそうだなあ。輝いている星を見て、いろいろ話しているなんて、ほんとうにしあわせそうだなあ。 |
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| 評 毎日自分や身近のことに豊かな心を向け、読む人を考えたりして、さらに自分を深める文章になっています。 担任の先生より、こんな有り難い評を いただいていました。よく読めば、適当に思いついたことを書き埋めたような感じで 『先生!、申し訳ございません!』 過ぎ去ったあの頃には戻れないけれどせめて、楽しかった思い出だけでも、たまには思い出し苦笑いしながら振り返ってみるのもいいものかな! <m(__)m> 『読んでいただいた皆様!、つたない文章で申し訳ございません!』 |
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